エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.852
2020.04.12 更新
文:撮影/エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ATXマザーボードの3分の1近くを専有する巨大空冷クーラーZALMAN「CNPS20X」。今回はRyzen 9 3950Xを使い、その実力を検証する |
ここからはいよいよZALMAN「CNPS20X」の冷却機器としての実力を各種テストで検証していこう。なお検証用のCPUには、メインストリーム向けでは現行最高峰のRyzen 9 3950Xを用意。ストレステストは「OCCT 5.5.3:CPU:OCCT」、CPU温度やファン回転数の計測には「HWiNFO64 v6.22」を使用した。
280mm以上のラジエターを備えたオールインワン型水冷ユニットが推奨されているフラッグシップCPUだが、空冷クーラーでもその性能を引き出すことができるのか。早速チェックしていこう。
CPUには、16コア/32スレッドに対応する第3世代RyzenのフラッグシップRyzen 9 3950Xを使用 |
短時間の負荷テストでは、シングルスレッド処理時は最高4.70GHz、マルチスレッド時でも4.20GHz前後で推移する |
イルミネーションの制御はマザーボードの機能を使うことになる。なお今回はASRock「Polychrome Sync」を使用したが、マザーボードに実装されているLEDとも問題なく同期させることができた |
アドレサブルRGB LED非対応のマザーボードでもイルミネーションを楽しめるよう、簡易的なものでいいからLEDコントローラは付属して欲しかった |