エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.856
2020.04.21 更新
文:撮影/エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからは評価サンプルをパッケージから取り出し、詳細チェックを進めていこう。キーボードに合わせて、横幅の広いデザインを採用するUnihertz「Titan」。液晶サイズは4.6インチながら、ほぼ正方形パネルを採用するため、表示領域は思いのほか広く感じる。
またこれまでUnihertzのスマートフォンと言えば、「Jelly Pro」や「Atom」といった小型・軽量デザインが特徴だった。しかし物理QWERTYキーボードを備える「Titan」では、両手でホールドするのが基本的なスタイル。これに伴い、本体サイズは幅92.5mm、奥行き153.6mm、厚さ16.65mm、重量303gの大型かつ重量級デザインへと大幅な路線変更が行われた。
一般的なスマートフォンに比べてかなり横幅が広いUnihertz「Titan」。片手でのタッチ操作は正直難しいだろう |
ほぼ正方形の4.6インチ液晶パネルには、衝撃に強い「Corning Gorilla Glass」を採用する |
全3段、29キーの物理QWERTYキーボード。その上には左から「Shift」「タスクリスト」「ホーム」「戻る」「Alt」の5つのボタンを搭載。なお中央の「ホーム」のみタッチ式で、指紋認証センサーを備える |
前面上部のほぼ中央に近接センサーを、向かって右端には800万画素のインカメラを搭載 |
インターフェイスは、本体上側にイヤフォン用の3.5mmジャックを、下側にデータ通信と充電ができるUSB Type-Cを搭載 |
ボタンは、左側面にプログラマブルボタンを、右側面に電源ボタンと音量ボタンを配置 |
左側面にはnanoSIMx2のSIMトレイを搭載。なお1枚のnanoSIMと排他になるがmicroSDカードにも対応する |
本体裏面にはIMEIやMEIDが記載されたシールを貼り付け |
リアカメラは1,600万画素で、フラッシュ機能も搭載 |
Unihertz「Titan」のスピーカーはモノラル。なお裏面には2つのスピーカー口が実装されているが、向かって右側はダミー |
本体重量は実測で約309g。普段、筆者は重量195gの「OPPO A5 2020」を使っているが、それと比べても格段に重い |