エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.860
2020.04.29 更新
文:撮影・こまめ
キーボードはテンキー付きの日本語配列だ。キーピッチは実測18.3mmで、標準とされる19mmよりもやや狭い。Enterキー周辺ではさらに一部のキーが小さいものの、ゲームにおいては特に問題は感じられなかった。Windowsキーが右側に配置されているが、これはゲームプレー中の押し間違いを防ぐための配慮だろう。全体的にわずかに窮屈ではあるものの、使い続けるうちに慣れるはずだ。
配列にやや特殊な部分はあるものの、ゲームにはあまり影響はなかった | キーボード右上には電源ボタンのほか、空冷ファンを最大出力で動作させるボタンが配置されている |
キーストロークは実測で平均1.81mm。おそらく1.8mmを基準としているものと思われる。キーを押した瞬間に固めのクリック感があり、メカニカルスイッチほどではないものの手応えはしっかりと感じられた。ゲームで利用するWASDキー周りも使いやすく、キーの複数同時押しもしっかりと認識される。ただNキーロールオーバーというわけではなく、英数字キーの組み合わせでは最大16キーまで、キーボード左側のみなら最大8キーまでしか認識されなかった。特にゲームで不都合が生じるわけではないが、万が一キーが正しく認識されない場合はキーバインド機能を利用するといいだろう。
キーストロークは平均18.1mm。しっかりとした手応えが感じられる | キーの同時押しは最大16キーまで確認。ゲームのプレーには問題ない性能だ |
キーボードは著名ゲーミングデバイスブランド「SteelSeries」製だ。バックライトは個別のキーに色を割り当てられる「Per-Key RGB」対応。「SteelSeries Engine 3」を利用することで豊富なプリセットから発光パターンを選んだり、自分好みに変更したりできる。キーボードマクロやキーバインドの設定も可能だ。ゲーム向けの設定は用意されていないので、自分で作成することをオススメする。
RGBバックライトに対応。キーごとに色や発光パターンを設定できる |
Fnキーを押すとメディアキーとして割り当てられているキーが赤く発光する | 標準収録の「SteelSeries Engine 3」でキーの色や発光パターンを設定可能 |
タッチパッドは誤操作の少ないボタン分離型。ただしゲームで利用する機会はほぼないので、無効にしておいてもいいだろう |