エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.864
2020.05.07 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
「ExpertBook B9450FA」のキーボードは、日本語配列でテンキーなしの86キー構成。エルゴリフトヒンジ機構により、打鍵時はキーボード部に若干の傾斜ができる。キー自体はアイソレーションタイプのメンブレン方式で、キーピッチは約18.75mm、キートラベルは約1.5mmと、モバイルノートPCとしては十分な余裕が取られていると言えるだろう。それぞれのキーは中央部分にわずかなくぼみがあり、打鍵感は悪くない。一方で、エンターキーなど一部のキーがやや小さい、右上に電源キーが配置されているといった点は人によって評価が分かれそうだ。
日本語86キーの構成。モバイルPCのキーボードとしては一般的なものだ |
エンターキーやバックスペース、「PGUP」「PGDN」などのキーは小さめ。右上に電源ボタンがあり、しばしば誤操作の原因になりがちだが、コントロールパネルの「電源オプション」から設定を変えることで対処できる |
通常時はごく一般的なタッチパッドだが、右上の電卓アイコンを1秒ほど長押しすることで「NumberPad 2.0」が起動。左上のアイコンを押すことで2段階の明度調整にも対応する |
タッチパッド横には指紋認証用のリーダーを標準搭載。そのほか、第10世代Coreプロセッサやコールセンター窓口の電話番号を示すシールが貼られている |
ディスプレイ上部のウェブカメラ。横のスライダーを動かすことで物理的にカメラを無効化でき、セキュリティ上の懸念を解決できる |