エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.870
2020.05.20 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは各種ベンチマークテストを使い、注目のCore i9-10900Kのパフォーマンスをチェックしていこう。グラフィックスカードはNVIDIA GeForce RTX 2080 Tiを搭載するASUS「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」で、CPUクーラーには360mmラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットASUS「ROG RYUJIN 360」を使用した。
また比較対象として、先代のハイエンドモデルとなるCore i9-9900Kと、第3世代RyzenシリーズのRyzen 9 3950X/3900Xを用意。なおメモリのクロックについては、各CPUの定格クロックに設定している。
Intelのメインストリーム向けプロセッサでは初めて10コア/20スレッドに対応するCore i9-10900K。スマートキャッシュ(L3キャッシュに相当)もこれまでの16MBから20MBへと拡張された |
マルチスレッド処理時(画像右)は4.90GHz、シングルスレッド処理時(画像左)はおおむね5.00~5.10GHzで推移。また瞬間的には規定通り5.30GHzまで上昇することが確認できた |
こちらは先代のハイエンドモデルCore i9-9900K(限定版のCore i9-9900KSを除けば最上位)。8コア/16スレッドで、スマートキャッシュは16MB |
シングルスレッド処理時(画像左)は5.00GHz、マルチスレッド処理時(画像右)は4.70GHzで動作する |
Ryzen 9 3900Xの「CPU-Z 1.92.0」の結果。12コア/24スレッドで、L3キャッシュは64MB(16MBx4) |
シングルスレッド処理時(画像左)は最高4.60GHz、マルチコア処理時(画像右)は4.05~4.10GHzで推移 |
Ryzen 9 3950Xの「CPU-Z 1.92.0」の結果。16コア/32スレッドで、L3キャッシュは64MB(16MBx4) |
シングルスレッド処理時(画像左)は最高4.625GHz、マルチコア処理時(画像右)はほぼ3.925GHzで推移 |