エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.871
2020.05.21 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
「Z490 Taichi」の制御プログラムは、これまでの製品と同様、「インタラクティブUEFI」を採用。基本的な情報のモニタリングや設定を調整できる「EZ Mode」と、BIOSのような詳細設定が可能な「Advanced Mode」を切り替えられる。オーバークロック設定やプロファイルの適用に加え、ライティング機能に直接アクセスできる「POLYCHROME RGB」、BIOSアップデートに便利な「Instant Flash」といった機能を利用できる。なお、それぞれの項目および設定値は、UEFIバージョンや搭載するCPUによって異なるため留意いただきたい。なお今回検証に使用した「Core i9-10900K」では、「Base Frequency Boost(BFB)」の項⽬は見当たらないが、非KシリーズのCPUを使用した場合、「OC Tweaker」項目の上に表示される。
簡易的な設定変更やモニタリングが可能な「EZ Mode」。OC系の機能にもアクセス可能で、プロファイルを読み込む「CPU EZ OC」機能、XMP 2.0プロファイルを読み込む「XMP Profile」機能などを用意している | 「Advanced Mode」の基本画面。CPUやメモリの情報、BIOSバージョンなどが表示される |
OC関連の設定を変更する「OC Tweaker」。CPUの動作クロックをリストから選択する「Load Optimized CPU OC Setting」が利用できるものの、原稿執筆時点ではどのプリセットを適用してもベンチマーク中の動作クロックに変化がなかった | 「CPU Configuration」からは、特定の数のコアが動作している際の倍率、コアごとの動作倍率などを設定可能 |
第10世代Intel Coreプロセッサからメインストリームに降りてきた「Intel Turbo Boost Max Technology 3.0」や、「Intel Thermal Velocity Boost」関連の設定もここから変更できる | 「DRAM Configuration」では、XMP設定の適用、動作クロックの変更などが可能 |
チップセットなどの設定を変更する「Advanced」タブ | BIOS更新用ツールなどを操作できる「Tool」タブ |
パスワードロック、セキュアブートの実行などを設定可能な「Security」タブ | 簡易的ではあるが、RGBライティング機能「POLYCHROME RGB」の設定もBIOSから調整可能 |