エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.872
2020.05.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4x4本で、最大128GBまで増設が可能。またトレースレイアウトを最適化することで、クロストークを大幅に削減する「OptiMem II」設計により、最高4,600MHzの高クロックメモリをサポートする。
メモリスロットはCPUソケット側からDIMM_A1/A2/B1/B2の並び。なお2枚で運用する場合は、シルク印刷にある通りDIMM_A2/B2を使用する |
メモリ向けの電源回路にも高品質なコンポーネントを採用 |
「UEFI BIOS Utility」には、DDR4-800MHz~8,533MHzまでのメモリ設定が用意されていた |
チップセットカバーや拡張VRMヒートシンクと一体化した統一感のあるデザインのM.2ヒートシンク |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)×6、M.2 22110×2の計8ポートを備え、RAIDレベルは0/1/5/10に対応する。また2基のM.2スロットには、発熱の多いNVMe M.2 SSDを効率的に冷却する専用ヒートシンクを標準装備。サーマルスロットリングによる速度低下を抑え、常に安定したパフォーマンスを発揮することができる。
上段のM.2 22110スロットは、PCI-Express3.0(x4)とSATA3.0(6Gbps)に対応 |
下段のM.2 22110スロットは、PCI-Express3.0(x4)インターフェイスのみ対応 |
M.2ヒートシンクにはあらかじめサーマルパッドを貼り付け。使用する場合は保護シールを剥がすのを忘れないようにしよう |
グラフィックスカードなど、拡張カードと干渉しないようSATA3.0(6Gbps)ポートは全て水平配置 |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express3.0(x4/x16)×1、PCI-Express3.0(x1)x3を備え、マルチグラフィックスは2-Way NVIDIA SLIと3-Way AMD CrossFire Xに対応。また2本のPCI-Express3.0(x16)スロットは、周囲をメタルシールドで補強した堅牢な「SafeSlot」。大型化が進むハイエンドグラフィックスカードを使う場合も安心だ。
NVIDIA SLIやAMD CrossFireによるマルチグラフィックスにも対応する「ROG STRIX Z490-F GAMING」。高性能なCPUや大容量メモリを組み合わせ、ハイエンドワークステーションを構築するのも良さそうだ |
スロットだけでなく、着脱用のラッチ部分までメタル補強が施された「SafeSlot」 |
PCI-Express3.0(x1)は3本。キャプチャカードや有線LANカードなどの増設も可能だ | ワイヤレスカード増設用のM.2スロットも搭載 |