エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.873
2020.05.25 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)x3(x16/x0/x4、x8/x8/x4対応)、PCI-Express 3.0(x1)x1。マルチグラフィックスの構築も可能で、3-Way AMD CrossFire XまたはNVIDIA SLI(NVLink SLI含む)に対応する。なお、PCI-Express(x16)形状の3本のスロットは、すべて金属補強を施した「PCIe Steel Armor」だ。
PCI-Express(x16)スロット3本は「PCIe Steel Armor」により補強されており、x1形状のスロットはプラスチック製となっている |
オーディオ回路は、7.1ch対応のRealtek「ALC1220」、ESS製のDAC「E9018」といった鉄板の組み合わせ。ニチコンの「ファインゴールド」シリーズなど、オーディオで定評あるコンポーネントを使用しており、光デジタル出力もサポートする。
「MEG Z490 GODLIKE」のオーディオ回路 |
7.1ch対応のRealtek製オーディオチップ「ALC1220」と、ESS製のDAC「E9018」を搭載。高級路線のマザーボードではこの手の組み合わせは鉄板だ |
コンデンサはニチコン「ファインゴールド」 | ノイズの混入を防ぐため、オーディオ回路は独立して実装されている |
リアインターフェイス部には、I/Oシールドと一体化したプリマウントのI/Oパネルを採用。有線LANポートは、10ギガビットLANと2.5ギガビットLANが用意され、さらにはWi-Fi 6のワイヤレス通信にも対応。ネットワークに関して、現時点では最高峰の機能を誇っている。
I/Oシールドは昨今流行りのプリマウント型。別途パネルのみをケースに装着する必要がないのはありがたい |
有線LANポートには、それぞれ2.5Gbpsと10Gbpsに対応することが明記されている。Thunderbolt 3 に対応するType-Cポート2基も注⽬ポイントで、本製品ではこれが映像出⼒ポートを兼任。また Intelの「AX201」でWi-Fi 6およびBluetooth 5.1に対応する |
10ギガビットLANコントローラのAquantia「AQC107」 | 2.5ギガビットLANコントローラのRealtek「RTL8125B」 |