エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.889
2020.07.14 更新
文:/撮影・pepe
いよいよ電源を入れてその映り具合を確認していこう。「XG17AHPE」は視野角によるコントラストや輝度の変化が少なく、色彩表現に優れるIPS方式のノングレアパネルが採用されている。輝度は300cd/m2、sRGBを100%カバーする色域と1,000:1の静的コントラストは、ポータブル液晶であることを疑うスペックの高さだ。
IPS特有の鮮やかさと300cd/m2の高輝度で視認性が高い |
左右上下に傾けると全体的な輝度は低下するものの、17.3型のパーソナルな用途であることを踏まえると178°の視野角で十分すぎるほどだ。実際にここまで傾けた状態で画面を見るシチュエーションは少ないだろう。
左右からのぞき込むと輝度が低下しやすいが十分な視野角を持つ |
上下からのぞき込んでも同様にその見え方が極端に劣化することは無い |
続いて「XG17AHPE」のOSDを起動させて、そのメニューを確認していこう。左側面、上から2番目のメニューボタンを押し込むと、ボタンの位置に合わせて基本メニューが表示され、ここから任意の項目に入ることができる。
メニューボタンを押し込み、表示される基本メニューは電源、メインメニュー、クローズ、ボリューム |
メインメニューを選択すると、他のASUSゲーミング液晶同様に見覚えのあるデザインで、「Gaming」項目ではオーバードライブ機能「OD」、ディスプレイ同期機能「Adaptive-Sync/FreeSync」、各種ゲーミング機能「GamePlus」、プリセットイメージ「GameVisual」、暗部補正機能「Shadow Boost」などお馴染みの設定項目が確認できる。
オーバードライブ機能はデフォルトで「Level3」が選択されている | ゲーミング機能「GamePlus」では、おなじみの練習用クロスヘアやタイマー、FPSカウンターなどをOSD表示させることができる |
「GameVisual」では、任意の設定を含め全8つのプリセットイメージを選択可能 | 暗部補正機能「Shadow Boost」は、デフォルトでは「Level0」のオフとなっている |
画質調整を行う「Image」 | 色温度、ガンマ値を設定可能な「Color」 |
「Power」項目では、USB-C to USB-C接続と同時に電力供給の有無を選択することができる |
スマートフォンやタブレット接続時に画面を自動的に回転させる「AutoRotation」 | 入力信号を切り替える「InputSelect」 |
任意のショートカット機能と設定を保存可能な「MyFavorite」 |
「System Setup」項目では、表示言語を日本語に設定することも可能 |