エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.891
2020.07.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「HD Tune Pro 5.75」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていこう。
【Benchmark Read】 |
【Benchmark Write】 |
【FileBenchmark】 |
【Random Access Read】 |
【Random Access Write】 |
「Benchmark」の「Read」については、キャッシュの効きが悪い部分では650MB/sec前後に留まるが、キャッシュが有効になると1,150MB/sec前後までスコアが向上。「Write」についてはキャッシュがあまり有効に働いていないようで、550MB/sec前後でほぼフラットのグラフになった。
また「Random Access」は、「Read」「Write」とも最高値は29,000 IOPS。50,000 IOPSを超えることもあるハイエンドNVMe M.2 SSDとしてはやや物足りないが、ミドルレンジクラスの製品とは十分に渡り合うことができる。
次に「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。
【ATTO Disk Benchmark 4.00】 |
「ATTO Disk Benchmark 4.00」の結果は読込が最高3.03GB/sec、書込が最高2.85GB/sec。「CrystalDiskMark 7.0.0」ほどではないが、いずれもPCI-Express3.0(x4)のインターフェイス限界に使いスコア。これ以上の性能を求めるなら、PCI-Express4.0(x4)接続のSSDを使う必要があるだろう。