エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.892
2020.07.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
普段はカバーで覆われている、オーディオ回路の「AORUS AMP-UP AUDIO」 |
ゲーミングマザーボードにとって、オーディオ機能はゲーミング体験を高めるための重要な装備。「B550 AORUS MASTER」には、Realtek「ALC1220-VB」ベースの高音質オーディオ回路「AORUS AMP-UP AUDIO」が搭載されている。ハイレゾ再生に対応しているほか、S/N比120dBAのスマートヘッドホンアンプを実装。フロント/リアのマイクもS/N比最大110/114dBAの低ノイズ設計で、クリアなリスニング・通話が可能だ。
また、スタジオグレードのWIMA FKP2コンデンサやニチコン製のFine Goldシリーズといった、音響向けの高品位コンポーネントで構成されているのも注目のポイント。DTS:X Ultraのサラウンドサウンドにも対応している。
オーディオチップは、このクラスでは定番のRealtek「ALC1220-VB」を搭載。合わせて音響グレードの高品位コンデンサが採用されている |
ノイズ対策のため、オーディオ回路は基板レベルで分離されている |
豊富なUSBポートと、強力な有線・無線ネットワークを備えたリアインターフェイス。あらかじめ一体型のI/Oパネルが装着されている |
「一体型I/Oバックパネル」を採用するリアインターフェイスには、Realtekチップによる2.5ギガビットLANを搭載。付属のアンテナを取り付ければ、Wi-Fi 6+Bluetooth 5.0のワイヤレスネットワークも利用できる。
また、USB3.2 Gen.2 Type-A/Type-Cをはじめ、USBポートは実に12基を搭載。CPUなしにBIOSを復旧・更新できる「Q-Flash Plus」ボタンも備えている。
有線LANは、Realtek「Dragon RTL8125BG」による2.5ギガビットLAN×1のみ |
無線LANは、Intel製モジュールによるWi-Fi 6+Bluetooth 5.0に対応する |
製品には、ブレードタイプのWi-Fi 6アンテナが付属している |