エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.893
2020.07.28 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
キオクシア「EXCERIA SATA SSD」シリーズ960GBモデル「SSD-CK960S/N」 実勢売価税込11,000円前後(6月30日発売) 製品情報(キオクシア/バッファロー) |
「EXCERIA SATA SSD」シリーズは、SATA3.0(6Gbps)インターフェイスに対応するエントリー向けSSD。コントローラはキオクシアオリジナルICを採用。NANDフラッシュは上位モデルと同じ3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH TLC」で、DRAMキャッシュは非搭載。フォームファクタは汎用性に優れる7mm厚の2.5インチサイズで、容量は240GB、480GB、960GBの3モデルがラインナップする。
エントリーモデルに多いプラスチック筐体ではなく、放熱性に優れるアルミニウム筐体を採用する |
公称スペックは、容量によって異なり、240GBはシーケンシャル読込555MB/sec、書込540MB/sec、ランダム読込79,000 IOPS、書込87,000 IOPS。480GBはそれぞれ555MB/sec、540MB/sec、82,000 IOPS、88,000 IOPS。今回検証する960GBモデルは555MB/sec、540MB/sec、81,000 IOPS、88,000 IOPSで、エントリーモデルを謳いながらSATA3.0(6Gbps)SSDとしては非常に高速。さらに低容量モデルでも速度低下が少ないのも大きな特徴だ。
ブラックとグリーンに色分けされたパッケージ。サイズは実測幅147mm、高さ112mm、厚さ20mm |
本体サイズは幅70.10mm、奥行き100.45mm、高さ7.20mm、重量は240GBが45.5g、480GBが45.6g、960GBが45.7g。製品保証は3年間。
基板表面にはコントローラと2枚のNANDフラッシュを搭載。またNANDフラッシュ用の空きパターンも2枚分用意されていた |
基板裏面にも2枚のNANDフラッシュと、2枚分の空きパターンが用意されていた |
コントローラはKIOXIA「IC58NC1010GSB-01-S3JNM1CC」を搭載 |
NANDフラッシュは容量256GBの「BiCS FLASH TLC」を表裏各2枚、計4枚実装 |