エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.900
2020.08.13 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
余裕の搭載能力をもつ「MasterBox MB511 ARGB」に組み込んでいく。特徴的な“ファインメッシュフロントパネル”を備えたミドルタワーPCケースだ |
続いては、いよいよ「MasterLiquid ML360L V2 ARGB」をマシンに組み込んでいこう。PCケースにはCooler Masterのミドルタワーモデル「MasterBox MB511 ARGB」を用意、さすがに同一メーカー製品とあって相性は抜群だ。もっともラジエターの形状や(ファンを含め)厚みは一般的なオールインワン型水冷ユニットそのもの、360mmサイズに対応するPCケースであれば、問題なくマウントできるだろう。
そしてマザーボードはAMDプラットフォームの製品を利用。Intelプラットフォームではバックプレートやスタンドオフなどで“台座”を構築して取り付ける一方で、AMD環境ではマザーボード上のブラケットをそのまま利用する仕様になっている。
まずはファンを装着したラジエターをトップに取り付ける |
やや窮屈に見えるトップ面だが、前後には遊びがあり、位置調整は十分に可能だ |
ウォーターブロックにリテンションを取り付け、ソケットに固定する。AMD環境の場合は、既存のブラケットにツメを引っ掛け、ネジを締め付けるだけ。なお、この際ベースプレートに貼られた保護シールの剥がし忘れに注意しよう |
ウォーターブロックの取り付けは完了。メモリスロットとのクリアランスも十分だ |
CPUソケットとの位置が近いこともあり、チューブの取り回しに無理はない。これでトップ方向への排気も確保、リアファンは増設不要かもしれない |