エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.902
2020.08.19 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応で、DDR4x4本、最大128GBまでの容量を搭載可能。動作クロックは最大でDDR4-4400をサポートするものの、第3世代RyzenシリーズのサポートクロックであるDDR4-3200はOCでの対応となる点には注意が必要だろう。メーカーに確認したところ、近日中に公式サイト上で配布される最新BIOSを適用することで、DDR4-3200がネイティブ対応にアップデートされるようだ。製品ページではメモリのQVLリストも公開されているため、購入時の参考にするといいだろう。
メモリスロット。スロットの並びはCPU側からA1/A2/B1/B2 |
合計4本のスロットはすべて両ラッチ仕様だ |
メモリスロットまわりの電源回路 |
ストレージインターフェイスは、M.2スロット2基に加え、SATA3.0(6Gbps)コネクタを6つ搭載。M.2スロットは上段のM.2_1のみがPCI-Express4.0接続。下段のM.2スロットはPCI-Express3.0接続のため、PCI-Express4.0 SSDを使用する際は、しっかり装着するスロットを確認したいところ。M.2スロットのヒートシンクはそれぞれ独立しており、2箇所のネジを外すことでSSDを装着できる。なお、M.2_2スロットをSATAで利用した場合はSATAコネクタ1個、PCI-Express3.0で使用した場合はSATAコネクタ2つが排他となる。
M.2スロットは2基。どちらもサイズは2242/2260/2280に対応する |
M.2_1スロット。PCI-Express4.0 x4またはSATA接続のSSDを利用できる |
M.2_2スロット。PCI-Express3.0 x4またはSATA接続のSSDを利用できる。こちらはSATAコネクタとの排他があるので注意 |
ヒートシンクは上下スロットでそれぞれデザインが異なる。裏面にはサーマルパッドが貼られている |
SATA3.0(6Gbps)コネクタは最大6つまで利用可能 |