エルミタ的「編集部で使ってみた」
2020.08.27 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
最後に「MM711」を販売するプロ達の声に耳を傾けてみよう。本稿ではパソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、TSUKUMO eX.の3店舗にお邪魔し、「MM711」のオススメポイントや、軽量マウス全般の動向を聞いている。お忙しい中ご対応頂き、本当にありがとうございました。
いわゆる穴あきマウスですが、一時期の流行った時と比べるとだいぶ落ち着きました。現在はめちゃくちゃ売れるというよりはコンスタントに売れているといった印象です。
小型軽量のマウスを探しているという人は「MM711」に是非一度触ってほしいです。特に重量については「中身入ってるの?」と誰もが感じるはず。ゲームとしてはやっぱりバトロア系(バトルロイヤル)のような動きの激しいのタイトル「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」「フォートナイト」「Apex Legends」などにオススメです。特に今の季節は手汗をかくので、穴あきマウスの場合、蒸れなくてプレイがし易い。さらにゲーム用途に限らず、仕事や普段使いのマウスとしてもイイですね。長時間PCに張り付いて仕事する人なら、手首の疲れ軽減にはかなりの効果が期待できるのではないでしょうか。
個人的にも穴あきマウスを使っているのですが、一度使うと重量100g以上のマウスには戻れません。先日、昔のゲーミングマウスを触ったのですが、重いの何のって。可能であれば、まずは実機に触れることをオススメします。是非軽さを実感してください。
多くはゲーム用として購入されていくようですが、仕事で手首が疲れるという人は一度試してください。きっと手首や腕、肩の疲れを感じにくくなると思います。個人的にはマウスバンジーとの同時利用がオススメ。マウス本体が軽すぎて、ケーブルに引っ張られる感覚があります。それをマウスバンジーで解消してやるとさらに使いやすいです。
ここ1~2年ほどで軽量マウスというジャンルが確立されましたね。今やゲーミングマウスと言えば”軽さ”が重要な要素。お客様はみなさん重量表記を特に気にされます。中でも「MM711」は60gとかなり軽量な部類だけに、「とにかく軽いマウスが欲しい」という人にはオススメします。
形状は人気の「ZOWIE ZA」に近い印象で、”さらに穴を開けて軽くした”といったところでしょうか。ローセンシ設定で「VALORANT」や「カウンターストライク」をガンガンプレイする様な方は一度試してみるといいかもしれません。軽いし蒸れにくいので、プレイし易いと思いますよ。
本稿の掲載タイミングを見計らっていたところ、8月28日より限定カラー「MM711 Metallic Blue Edition(型番:MM-711-MBOL1)が国内市場に投入される事になった。早速編集部に届けられた評価サンプルに触れたところ、ボディはリリース時の宣材写真よりも落ちついたブルーで、まったく筆者好み。数日使用したマットブラックと交換し、この原稿を追記している。
なおCooler Master担当者によると、「COMPUTEX TAIPEI」の来場者ノベルティとして用意され、中国市場では展開されているという「Gold Edition」も存在するとの事で、特別にご用意頂いた。こちらはとにかくゴージャスで、否が応でも運気が上昇しそうなのであった。
協力:Cooler Master Technology