エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.906
2020.09.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
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製品の概要を把握したところで、ここからは「Mini PC PB60G」をパッケージから取り出し、外観チェックを進めていこう。着脱式のGPUモジュールはあらかじめ装着された状態でパッケージに収納。本体サイズは、幅と奥行はいずれもMini-ITXマザーボードとほぼ同じ175mm。厚さはGPUモジュール装着時で70.2mm、取り外すと実測わずか37mm(ゴム足含む)しかなく、設置スペースに困ることはないだろう。
また本体のインターフェイスは、フロントにUSB3.1 Gen.2 Type-Ax2、USB3.1 Gen.1 Type-C×1、USB3.1 Gen.1 Type-×2(うち1つは高速充電対応)、オーディオコンボジャックx1、マイク入力x1。リアがUSB3.2 Gen.2 Type-Ax1、USB2.0x2、HDMI2.0x1 、DisplayPortx2、ギガビットLANを搭載。またGPUモジュールにはDisplayPortx1、HDMI2.0x1、DVI-Ix1の3系統のディスプレイ出力が用意されていた。
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インターフェイス類はフロントとリアに集約。側面には一切実装されていなかった |
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コンパクトPCながら、フロントには計5ポートのUSBポートを搭載する充実した構成。USB3.1 Gen.1 Type-Aの上段は急速充電にも対応する |
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本体、GPUモジュールともフロントの向かって右側には、メッシュパネルによる通気孔を実装 |
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背面にはIntel UHD Graphics 630に接続されたHDMI2.0x1 、DisplayPortx2に加え、GeForce GTX 1650のDisplayPortx1、HDMI2.0x1、DVI-Ix1の計6ポートのディスプレイ出力を実装 |
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無線LANやBluetooth用のアンテナポートも搭載。またIntel UHD Graphics 630のDisplayPortの1つは、変換基板によってカスタマイズができる「Configurable Port」 |
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GPUモジュール裏面の四隅には四角形のゴム足を貼り付け |
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製品にはVESAマウンタや、縦置き用スタンド、GPUモジュール接続コネクタカバーなどが付属 |
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無線LAN機能やBluetooth機能を使う場合は必ずアンテナを接続しておこう | 150W(20V/7.5A)のACアダプタが付属。サイズは実測で幅68mm、奥行き147mm、高さ23mm、重量は245gだった |
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スタンドを使い縦置きにしたところ。ほぼ中央で分割されたスタイルは往年の名機であるX68000を彷彿とさせる |