エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.911
2020.09.20 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
CHUWI「GemiBook」 市場想定売価499.98ドル/プロモーション価格299.99ドル(2020年9月発売) 製品情報(CHUWI) |
今回の主役であるCHUWI「GemiBook」の製品コンセプトはズバリ“最も手頃なノートPC”。アスペクト比3:2、2,160×1,400ドットの高解像度な13型IPS液晶パネルを採用しながら、定価は499.98ドル。プロモーション価格では299.99ドルという低価格を実現している。
ベースとなるモデルは、今年7月に発売が開始された「CoreBook Pro」で、CPUはCore i3-6157Uから、Gemini Lake世代のCeleron J4115に変更。内蔵GPUは前者が64MB eDRAMを搭載したIntel Iris Graphics 550なのに対して、後者はIntel UHD Graphics 600で明らかにダウングレードされている。
筐体は傷が目立たない、サンドブラッシュ仕上げのマグネシウム合金製。価格を重視したモデルながら質感は悪くない |
一方、CPUについてはCore i3-6157U自体がSkylake世代の古いCPUであること。また最高クロックが2.40GHzから2.50GHzに、コア数も2コア/4スレッドから4コア/4スレッドへと物理コア数が増加しており、一概にダウングレードとは言えないだろう。さらにメモリ容量も1.5倍の12GBへと拡張され、メモリを多く使う作業では高速になるシーンもありそうだ。
インターフェイス類は両側面に配置され、ヒンジのあるリア側には電源コネクタも含め何も実装されていない | プラグ収納式のACアダプタ。サイズは実測幅55mm、奥行き55mm、高さ29mmで、重量は119.5g |
その他スペックに大きな変更はなく、ストレージは256GB SSD、ネットワークはIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LANとBluetooth5.1を搭載。OSはWindows 10 Homeがプリインストールされている。