エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.913
2020.09.22 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
まずは「Trident Z Royal」のDDR4-3600 8GBx2モデル「F4-3600C14D-16GTRGB」を開封し、外観を見ていこう。言わずと知れた高級モデルだが、パッケージも高級製品であることを思わせる化粧箱。メモリ本体は非常にユニークなデザインで、全体に金色のクロムメッキが施されたヒートシンク、その上部にあるダイヤモンドカットのアドレサブルRGB LEDバーなど、PCパーツとは思えないラグジュアリーさを前面に押し出した外観が見る者を圧倒する。好みは分かれそうだが、ド派手なPCを組み上げたいなら真っ先に候補に挙がるメモリであるのは間違いないだろう。
パッケージは黒の化粧箱。帯を外すと開封できる。なお、パッケージにはPCに貼り付けられるG.SKILLのロゴシールに加え、ヒートシンクの指紋や汚れを拭き取るためのクロスが同梱されている |
ヒートシンクとLEDバーが眩いばかりに輝く衝撃的な外観。べたべた触ると指紋がついてしまうので、PCへの装着時には気を付けたい |
マザーボードへの装着時。起動していないためLEDは未発光だが、すでに強烈な存在感を放っている |
「Trident Z Neo」は、第3世代Ryzen向けに最適化されたオーバークロックメモリ。G.SKILLの主力製品ということもあり人気は抜群で、「Trident Z RGB」と共にデザイン性の高さも大きな魅力と言える。パッケージは内部のメモリ本体が見えるデザインで、下部または上部のシールをはがすことでメモリを取り出せる。本体はヘアライン加工のブラック部分とサンドブラスト加工のシルバー部分が互いを引き立てる「デュアルトーンデザイン」に一新されており、表面・裏面ともにほぼ外観は同じ。形状は「Trident Z RGB」と同じく、上部にアドレサブルRGB LEDバーを採用する。
パッケージはメモリ本体が見えるよう、プラスチック製の窓部分が用意されている |
ヒートシンクの黒部分はヘアライン加工で、シルバー部分は写真では分かりにくいものの、目の細かいサンドブラスト加工が施されている。触ってもざらつきは感じない |
マザーボードへの装着時。ブラック、シルバーともPCパーツとしては一般的なカラーのため、違和感なく馴染みつつオシャレさを感じることができる。LEDの発光カラー・パターンを他のパーツと合わせるのもいいだろう |