エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.913
2020.09.22 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
「Ripjaws V」(F4-3600C16D-16GVK)は、Trident Zシリーズよりもコストパフォーマンス志向のDDR4-3600対応メモリ。レイテンシはCL16で性能的にはバランスが取れており、それほど設定を詰める必要を感じないユーザーにはおすすめしやすい。パッケージは典型的なブリスターパックで、メモリ本体の他、G.SKILLのロゴシールのみが付属。本体はLEDバーなど発光部品のないシンプルな作りで、ヒートシンクの左右上端がカットされたデザインが特徴。ブラック一色のカラーもあって、マザーボードとの組み合わせを選ばず使いやすい製品だ。
パッケージはメモリ製品では定番のブリスターパック |
金属製のヒートシンクはメモリ本体に対し若干小さめ。両端の上端がカットされており、コンパクトな印象だ。表面のロゴ部分はシールで、「Trident Z」シリーズに比べれば若干チープさは感じる |
マザーボードへの装着時。見た目に主張が少ないため、他のパーツを目立たせるためにあえてチョイスするのもいいだろう |
「Sniper X」(F4-3600C19D-16GSXWB)は、10,000円以下の低価格でDDR4-3600動作を実現できることから人気を集めているメモリ。すでに述べた通りレイテンシはCL19と若干遅めではあるものの、第3世代Ryzenで利用する場合、動作クロックの高さによる恩恵を得られるのは大きなポイントとなるだろう。パッケージは「Ripjaws V」と同じくブリスター。本体には金属製ヒートシンクが装着されていて、上部には都市迷彩パターンが印刷されている。
「Sniper X」のパッケージ。製品名もあって、ミリタリーな雰囲気が感じられる |
上部の迷彩パターンが目を惹くメモリ本体。安価でも金属製ヒートシンクを装着しているのは嬉しい |
マザーボードへの装着時。ケースに入れてマザーボードを正面から見た場合、ヒートシンク上部の迷彩パターンが大いに主張してくれる。派手めなメモリを使用したい向きには、たまらないデザインだ |