エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.916
2020.09.29 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、より実際のゲーミングシーンを想定したテストとして、最近大型アップデートが実装された「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」のベンチマークを動作させてみよう。描画品質を“最高品質”に設定し、1,920×1,080ドットと2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンの解像度で計測を行った。
“非常に快適”な条件を満たすスコアは7,000だが、この水準はすべての解像度でクリア。ベンチマーク中の平均フレームレートは4K解像度でも60fpsを超えており、ゲームプレイの快適さは約束されている。また、WQHD解像度における平均フレームレートは118fps、フルHD解像度では153fpsをマーク。いかにもゲーミング液晶を組み合わせてプレイしたくなる数値だ。
次は重量級タイトルの代表として、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」の公式ベンチマークテストを動作させてみる。描画品質は“高品質”で、解像度は先ほど同様に1,920×1,080ドットと2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターン。さらに4K解像度で設定できるDLSSを有効化した際のスコアも合わせて見ていこう。
ベンチマーク指標の“とても快適”をマークしたフルHD解像度に加え、WQHD解像度でもそれに迫る良好なスコア。かなりの重量級タイトルにも関わらず、幅広い解像度で最高の描画品質のままプレイできるのはさすがだ。また、4K解像度での動作はいずれも“やや快適”指標ながら、DLSS設定時はスコアが2割ほど改善している点は要チェック。DLSS対応タイトルの場合は、描画品質を維持しつつゲームパフォーマンスを向上させることが可能だ。