エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.917
2020.10.02 更新
文:/撮影・pepe
狭額縁仕様でスタイリッシュなデザインは健在だ |
組み立てが完成した「Optix MAG272CQR」の外観をチェックしていこう。真正面から液晶を見ると分かりにくいが、角度を変えてみると1,500Rの湾曲を確かめることができる。上部と左右は狭額縁仕様のベゼルで、その幅は約8mm、電源スイッチがある下部は約26mm程度だ。
緩やかな湾曲に見えるが目の前にすると迫ってくるような感覚がある |
背面はヘアライン加工やRGBイルミネーションを内蔵するアクリルで、ゲーミングモデルであることを意味するMSIのゲーミングバッジをあしらっている。向かって左下にOSD制御用のスイッチ、右側に防犯用のケンジントンロック、そしてスタイリッシュなアームの中央にはケーブルマネジメント用のホールを備える。
背面はLEDイルミネーションを搭載することで存在感が際立つ |
OSDの制御はジョイスティックタイプの「Naviキー」 |
スリムなアーム中央にはケーブルホールを備える |
ゲーミングモデルならではのギミックとして、正面向かって左側面には収納式の「ヘッドセットハンガー」を備えている。ヘッドセットは使用していないときに置き場に困りがちだが、そういった悩みも一発解決する。
スイッチのような部分を押し込むと、約40mm飛び出す「ヘッドセットハンガー」 |
電源スイッチは液晶下部の右側に位置しているが、その反対の左側にも同様にスイッチを搭載している。このスイッチについては後ほどご紹介しよう。
液晶下部、右側にあるのが電源スイッチ | 反対側にも同様にスイッチがあり、「G」のマークが記されている |
シンプルなアームは+20°~-5°の前後画面角度を調整するチルト角、エレベータの昇降による130mmの上下高さ調整を備える。最上位となる「MPG」シリーズではさらにスイベル機能を搭載しているが、液晶1枚環境での使用や、初めからモニターアームの導入を検討しているのであれば、必要十分と言ったところだろう。
前後画面角度を調整する+20°~-5°のチルト |
エレベータの昇降による130mmの上下高さ調整機能 |