エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.920
2020.10.11 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「B460M Pro4」には、ハイエンド向けモデルでお馴染み、Realtekの高級オーディオチップ「ALC1220」ベースのオーディオ回路が搭載されている。回路は絶縁シールドを用いた独立基板として実装されているほか、左右オーディオチャネル用に個別のレイヤーを配してクロストークを防ぐ、低ノイズ志向の設計。コンデンサにはELNA製のオーディオコンデンサを採用、コンポーネントにもこだわった。また、7.1chのバーチャルサラウンドなど、「Nahimic Audio」を利用したサウンドチューニングも楽しめる
基板レベルで分離され、ノイズ対策が万全に施されたオーディオ回路 |
オーディオチップはS/N比120dBの「ALC1220」を搭載。ELNAの音響用コンデンサを組み合わせている |
バックパネルインターフェイスの構成は、USBポートがUSB3.2 Gen.1 Type-A×4、USB3.2 Gen.1 Type-C×1、USB2.0×2の合計7基。さらにIntelチップのギガビットLANを備え、画面出力はDisplayPort×1、HDMI×1、D-Sub×1の3系統を備える。上位グレードで採用モデルが増えている一体型I/Oパネルは、コスト志向のため見送られたようだ。
エントリー向けとしては、十分な構成が揃っている印象のバックパネルインターフェイス。中央の縦に並んだホールは、Wi-Fiモジュールを組み込んだ場合に使用するアンテナブラケットだ |
最後に画像セッションの締めくくりとして、基板上に実装された各種チップやコネクタをチェックしていこう。
IntelのギガビットLANコントローラ「I219V」 |
NuvoTonのSuper I/Oコントローラ「NCT6798D」 | GenesysLogic製のアナログIC「GL852G」 |
5VのARGB LEDピンヘッダと12VのRGB LEDピンヘッダ。メモリスロット付近と拡張スロット付近の2ヶ所に実装されている |
LED同期を制御するNuvoton「NUC121ZC2」 | メモリ用回路は2フェーズ構成。こちらも電源周り同様の高品質コンポーネントが採用されている |
ATX 24pinと8pin電源コネクタ |