エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.920
2020.10.11 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「B460M Pro4」の機能や装備を外からじっくり眺めたところで、ここからは実際にマシンを組み上げ、そのインプレッションをお届けしよう。Core i5までのミドルレンジCPUをターゲットに据える製品であることから、その最上位にあたる6コア/12スレッドのCore i5-10600K(4.10GHz/最大4.80GHz/スマートキャッシュ12MB/TDP125W)を用意。仕様上の最大クロックであるDDR4-2666MHz動作のメモリを組み合わせ、挙動を確認してみることにした。
CPUには、最大4.8GHzで動作する6コア/12スレッドのCore i5-10600Kを搭載。メモリもCore i5搭載時における上限のDDR4-2666MHzが認識されている |
シングルスレッド処理時には、おおむね4.7GHzほどで動作。マルチスレッド処理時には、全コア4.5GHzで動作していた |
「B460M Pro4」の制御プログラムは、ASRockお馴染みの「インタラクティブUEFI」だ。XMPなど基本的な設定は簡易モードの「EZ Mode」で済ませられるほか、より詳細な設定を望むならBIOSライクな「Advanced Mode」が用意されている。
なお今回はK型番CPUのCore i5-10600Kを搭載しているため、「ASRock BFB(Base Frequency Boost)」の設定項目は選択できなかった。
初回に起動させると「EZ Mode」が立ち上がる。簡単なシステム情報や基本的な設定であれば、この画面だけで済ませられるだろう |
多機能ファンコン「FAN-Tastic Tuning」も「EZ Mode」からアクセスすることができる |
従来のBIOS風メニューが並ぶ、詳細設定の「Advanced Mode」。「EZ Mode」同様にマウスで直感的に操作できる |
オーバークロック関連の項目が集められた「OC Tweaker」 | 「Intel Turbo Boost」や「Intel Thermal Velocity Boost」の設定もここに並んでいる |
XMPなどメモリ関連の設定項目にアクセスできる「DRAM Configuration」 | 電圧関連の設定を行う「Voltage Configuration」 |
チップセット関連の設定項目は「Advanced」タブにアクセスする | BIOS更新や「POLYCHROME RGB」の簡易設定が入った「Tool」タブ |
システム情報をモニタリングできる「H/W Monitor」 | 「Advanced Mode」では、ここから「FAN-Tastic Tuning」にアクセスできる |