エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.921
2020.10.13 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
ここからは、「TUF-RTX3080-O10G-GAMING」を開封し、外観をチェックしていこう。すでに述べた通り、GPUクーラーは直径90mmの「Axial-techファン」を3基搭載しており、クーラーのシュラウドやバックプレートには「TUF GAMING」の新ロゴマークを元にしたパターンがプリントされている。上位の「ROG STRIX」シリーズと同じくビデオBIOSの切り替えスイッチが組み込まれるなど、すっかりハイエンド然としたデザインに生まれ変わった印象だ。
本体は「TUF GAMING」シリーズの特徴であるブラック・イエローカラーではなく、ブラック系一色の落ち着いた仕上がり。バックプレートや前面シュラウドには新たなロゴを元にしたパターンがプリントされている |
正面からのカット。「TUF GAMING」のプリントの上にあるラインは通電時に発光する | 「Axial-techファン」。バリアリングの増設により下向きの空気圧を高める、ファンハブを小型化してブレードを延長するといった工夫で冷却効果を向上させている |
シュラウドは側面をせいぜい半分ほどしか覆っておらず、ヒートシンクのかなりの部分が露出している |
短側面。「ROG STRIX」のハイエンドモデルのような追加ファンコネクタなどは採用されていない |
大型のバックプレート。GeForce RTX 3080は基板が短めになることもあり、基板のない先端部分はカットされている |
補助電源コネクタは8Pin×2で、通常の電源ユニットのケーブルを使用できる | ビデオBIOSの切り替えスイッチ。性能を若干落として静音化させる「QUIET MODE」への切り替えが可能だ |
接続インターフェイスはPCI-Express4.0(x16)。現行のIntelプラットフォームでの使用時にはPCI-Express3.0(x16)接続となってしまうが、帯域は足りているため大きな問題にはならない |
映像出力はHDMI 2.1×2、DisplayPort1.4a×3の5系統。VR用のVirtualLink端子はこの世代から搭載されなくなった |