エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.922
2020.10.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、まずは外観チェックから進めていこう。長時間のゲームプレイでも安定動作するように設計されたカスタム基板と、3スロットを専有する新型クーラー「TRI FROZR 2」で構成される「GeForce RTX 3090 GAMING X TRIO 24G」。そのサイズは長さ323mm、幅140mm、厚さ56mm、重量1,565gとされ、ハイエンドグラフィックスカードの中でも最大級。基板は、メタル製の保護プレートやバックプレートで保護されているものの、水平に実装する場合は、必ず付属のVGAサポートブラケットを装着しよう。
新型トリプルファンクーラー「TRI FROZR 2」を搭載する「GeForce RTX 3090 GAMING X TRIO 24G」。カード長は323mmあるため、あらかじめケースのクリアランスは確認しておこう |
クーラーカバーやバックプレートには「Mystic Light」に対応する、アドレサブルRGB LEDイルミネーション機能を搭載 |
ヒートシンクだけで確実に2スロットを専有している「TRI FROZR 2」。クーラーカバーの両側面は開放されており、吹き付けた風が効率よく抜ける仕組み |
ヒートシンクにはエアフローを整えるための「デフレクタ」を備える |
基板の裏面は、ゲーミングドラゴンのロゴがデザインされたメタル製バックプレートで保護されている |
バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16) | 2-Wayグラフィックス用のNVLinkコネクタも実装 |
補助電源コネクタは8pinx3。12pin(8pinx2)を搭載するリファレンスモデルより遥かに多くの電力供給が可能 | GPUコアの四隅には、「TRI FROZR 2」のベース部分を固定するためのリテンションを実装 |
出力インターフェイスはDisplayPort1.4a×3、HDMI×2.1×1。同時出力は最大4画面で、解像度は最高7,680×4,320ドットまでサポートする |