エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.922
2020.10.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
「TRI FROZR 2」と基板は、2本のコネクタで接続。また基板表面には、ブラケット部に固定されたメタル製の保護プレートを備える |
画像セッションのラストは、「TRI FROZR 2」を取り外した基板側を確認していこう。オリジナル設計の基板は2オンス銅層を備えたカスタムPCBで、電源回路は前方に11フェーズ、後方に7フェーズの計18フェーズ構成。さらに電気的な損傷から各種パーツを保護するためのヒューズも実装されている。また24GBという大容量メモリを実現するため、基板の表・裏とも各12枚、計24枚のGDDR6Xメモリを搭載する。
全長実測295mmの大型基板を採用する「GeForce RTX 3090 GAMING X TRIO 24G」。実装しているパーツ数は多いが、密度はそれほどでもない |
Ampereアーキテクチャを採用する「GeForce RTX 3090」。その周りには容量1GBのMicron製GDDR6Xメモリを12枚搭載 |
電源回路は後方が7フェーズ、前方が11フェーズの計18フェーズ構成。なお1フェーズの空きパターンもあることから、よりハイエンドな構成も可能だ |
後方の電源回路のコンデンサはいずれもコンパクトなタンタルコンデンサ。また前方の電源回路には、2種類の固体電解コンデンサを採用 |
8pinの補助電源コネクタにはいずれもヒューズを実装 |
基板の前方にはPWMコントローラやRGB LEDコントローラを搭載 |
基板の裏面はメタル製のバックプレートで保護されている |
基板の裏面にも多くのパーツが実装されているため、バックプレートが標準装備されているのは嬉しい |
基板の裏面にも12枚のGDDR6Xメモリを搭載 |
基板の前方にはPWMコントローラも確認できた | 電源回路部分には多数の抵抗を搭載 |
バックプレートのイルミネーションだが、アドレサブルRGB LED自体は基板側に実装されていた |
メモリの冷却も兼ねたバックプレート。上部のイルミネーション部分は、実際にはクリアパーツのみ |