ベンチマークテスト：ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

人気のMMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークテストでは、描画品質を“最高品質”に設定し、1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類の解像度で計測を実施した。

ここでは一転して、すべての解像度で「Core i7-10700K」での計測スコアが優位に立っており、フルHD解像度では「Ryzen 7 3800XT」よりも7％ほど高いスコアを出している。本ベンチマークでは出力レポートからテスト中の平均フレームレートを参照できるが、フルHD解像度時のフレームレートは、「Core i7-10700K」計測時が189.1fps、「Ryzen 7 3800XT」計測時が179.2fpsと、約10fpsの差が生まれている。WQHD解像度では約7fps、4K解像度では約2fpsと次第にその差は縮まっていくものの、安定して「Core i7-10700K」が良好な結果を記録した。

ベンチマークテスト：FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

続いて、より高負荷な実ゲームベースのベンチマークタイトル「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のスコアをチェックしていこう。描画品質は“高画質”で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測している。

このベンチマークでは、フルHD解像度時のスコアが両CPUでほぼ同一だが、WQHD解像度、4K解像度では「Core i7-10700K」のスコアが1～2％ほど良好という結果に。ほとんど誤差ではあるものの、GPUがボトルネックになりがちな高解像度の計測でも「Core i7-10700K」が安定して優れたスコアを出しているのは興味深い。