エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.925
2020.10.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは、実際のゲームを想定したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。まずは⼈気MMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆⿊のヴィランズ」の公式ベンチマークテストの結果を確認しよう。
GPUへの負荷が軽いフルHD解像度やWQHD解像度では約6%しか差がなく、「GeForce RTX 3070 Founders Edition」でも高リフレッシュレート、高画質な設定でゲームを楽しむことができる。また負荷が大きくなる4K解像度ではその差が約30%に広がるものの、最高判定“非常に快適”の目安となる7,000ポイントは楽にクリア。このクラスのゲームなら「GeForce RTX 3070 Founders Edition」で困ることはないだろう。
続いて、RPGながら重量級ゲームとして知られる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のスコアをチェックしていこう。なお今回は最新ハイエンドということを考慮し、プリセットではなくカスタム設定で、全ての描画品質を最高に設定した状態で計測を実施。また4K解像度ではDLSSを有効にした状態でもテストを行っている。
普段グラフィックスカードのテストで使用している“高品質”を超える最高負荷の状態でテストを実施 |
「GeForce RTX 3080 Founders Edition」との差は、フルHD解像度では約22%に留まるが、WQHD解像度では約28%、4K解像度DLSSでは約30%、4K解像度では約32%と、負荷が上がるにつれて差が広がっていく。ちなみに判定はフルHD(“とても快適”)とWQHD解像度(“快適”)では変わらず。ただし、4K解像度になるとDLSS有効で“やや快適”と“快適”、無効でも“普通”と“やや快適”でそれぞれ1ランクずつ差がついた。このことからWQHD解像度までならGeForce RTX 3070を、4K解像度以上ならGeForce RTX 3080を選択するのが良さそうだ。