Radeon RX 6800のパッケージをチェック

続いて「Radeon RX 6800」シリーズの下位モデル「Radeon RX 6800」のパッケージをチェックしていこう。デザインこそRadeon RX 6800 XTを踏襲しているが、パッケージの構造は上開き方式ではなく、グラフィックスカードでは一般的な化粧箱と内箱の2重構造。また外形寸法は実測幅345mm、奥行き68mm、高さ185mmで標準的なサイズだ。

化粧箱と内箱の2重構造を採用するRadeon RX 6800のパッケージ。サイズはRadeon RX 6800 XTから一回り小さくなっている

パッケージ内部にはRadeon RX 6800 XTと同様、小冊子を収納した内蓋が用意されていた

Radeon RX 6800の外観をチェック

Radeon RX 6800のVGAクーラーは、Radeon RX 6800 XTと同様、リングフレームファンによる3連ファンクーラーを搭載。さらにカード長や幅だけでなく、クーラーカバーのカラーリングもほぼ同じため、一見すると全く同じ外観のように見える。ただし厚さは2スロットへ、重量も実測1,389gへと薄型・軽量化されており、特にMini-ITXマザーボードをベースにしたゲーミングPCなど、内部スペースに制限があるPCでは導入しやすくなっている。

正対して見ると、表面・裏面ともRadeon RX 6800 XTとの違いを見分けるのは難しい

冷却ファンは80mm口径のリングフレームファンを3基搭載	補助電源コネクタは8pinx2

Radeon RX 6800 XTに比べてヒートシンクは薄型化。また「RADEON」ロゴのイルミネーション機能も省略された

クーラーの先端は、こちらもカバーによって完全に密閉されている	出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4×2、USB Type-Cx1