エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.935
2020.11.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて「CrystalDiskMark 7.0.0」を使い、データサイズによる性能の違いを中心に確認していこう。
【16MiB(MB/s)】 | 【16MiB(IOPS)】 |
【64MiB(MB/s)】 | 【64MiB(IOPS)】 |
【256MiB(MB/s)】 | 【256MiB(IOPS)】 |
【1GiB(MB/s)】 | 【1GiB(IOPS)】 |
【4GiB(MB/s)】 | 【4GiB(IOPS)】 |
【16GiB(MB/s)】 | 【16GiB(IOPS)】 |
【64GiB(MB/s)】 | 【64GiB(IOPS)】 |
シーケンシャル読込は、すべてのデータサイズでほぼ公称値通りとなる約560MB/secを計測。書込も最高値は522MB/secでこちらもほぼ公称値通り。4GiB以降のデータサイズではややスコアが低下するものの、標準的な作業で使用する1GiBまではほとんどブレがなくスコアは安定している。
続いてランダムアクセスを確認すると、書込は公称値にあと一歩まで迫る最高83,000 IOPS、読込は公称値を大きく上回り、SATA3.0(6Gbps)SSDでは最高クラスとなる約98,000IOPSを記録した。
なおベンチマークバージョンが異なり、キュー数やスレッド数が違うためあくまで参考になるが、「M8V」シリーズと比較すると、シーケンシャルアクセスはいずれも同等。ランダムアクセスは書込が若干低めだが、読込は性能が向上している。また書込はシーケンシャル・ランダムとも、データサイズが大きくなった場合のスコア低下が抑えられ。全体的に転送が安定しているのも大きな特徴だ。