エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.938
2020.12.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
画像セッションのラストは、NVIDIAより提供された画像を使い、内部構造を簡単に確認しておこう。基板は長さ実測約170mmのショートサイズで、メモリは1GBのGDDR6を8枚搭載。電源回路はおそらく7+2フェーズ構成で、コンデンサには固体電解コンデンサを採用する。
GPUコアは基板のほぼ中央に実装。またその周りを囲むように8枚のビデオメモリGDDR6が配置されている |
電源回路は出力インターフェイス側に7フェーズ、カード先端に2フェーズを搭載 |
デュアルファンクーラーのヒートシンク画像。ヒートパイプは3本実装されている |
「UNIBODY AIR FRAME」と呼ばれるカバーと、冷却ファン以外はほぼ全面がヒートシンクになっている |
ここからは各種ベンチマークソフトを使い、「GeForce RTX 3060 Ti Founders Edition」のパフォーマンスを検証していこう。検証用のPCには、AMD Ryzen 5000シリーズの最上位Ryzen 9 5950Xと、AMD B550チップセットを搭載するASRock「B550 Taichi」を組み合わせたPCを使用。また比較対象として「GeForce RTX 3070 Founders Edition」でも計測を行っている。
セミファンレス機能を搭載し、アイドル時はファンレス駆動が可能 |
高負荷時のGPUクロック概ね2,000MHz前後(画像左)で推移。また最高クロックは2,040MHz(画像右)だった |