エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.940
2020.12.06 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
続いては定番3Dベンチマーク「3DMark」に新たに追加されたクロスプラットフォーム対応テストの「Wild Life」を実行した。
なお、「Wild Life」はiOSやAndroidにも対応したクロスプラットフォームベンチマークなので、GeForce RTX 2070グラフィックスカード搭載時は桁違いのスコアになる。そのため、ここでは参考として、手持ちの「iPad AIR(第3世代)」を試している。
残念ながら、「Intel UHD Graphics 630」は、「iPad AIR(第3世代)」の半分以下のスコア。ベンチマーク実行中のフレームレートも、2分の1以下の16.94fpsになっている。
3Dベンチマークを使ったテストの最後は、GeForce RTX 2070グラフィックスカードを搭載した状態で、「3DMark」の各テストを実行した。
前世代になるが、ハイエンドGPUの一角だったGeForce RTX 2070だけあって、いずれのテストも優秀なスコアになっている。
ここからゲームタイトルを使ってパフォーマンスをチェックしていこう。手始めは人気FPS系ゲーム「Fortnite」だ。テストの解像度はフルHDで統一し、画質を「最高」、「高」、「中」に変更した際の120秒間のフレームレートを「CAPFRAME X」を使って記録。平均と最低(1パーセントタイル点)をまとめている。
画質「最高」でも、144Hz駆動のゲーミング液晶と組み合わせてプレイできる性能を出している。また、画質「高」設定では最低1パーセントタイル点でも、フレームレートは134.4fpsを発揮と、安定して144Hz駆動でのゲームプレイを楽しめる。