エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.941
2020.12.09 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
分解が前提のため、誰でも簡単に内部にアクセス可能。底面カバーは2.5インチ用のマウンタを兼ねている |
「Mini PC PN62」は、メモリとストレージを組み込んで完成するベアボーンキットとして設計されているため、内部へのアクセスは容易だ。底面のネジ4本を取り外し、底面カバーをスライドさせるだけで分解できる構造になっている。
基本的にユーザーが行う必要があるのは、メモリとストレージの組み込みだけ。開封から10分足らずで全行程が完了するはずだ |
メモリスロットは最大2,666MHz動作に対応したSO-DIMM×2で、最大64GB(32GB×2)を実装できる。ストレージはPCI-Express3.0対応のM.2スロット×1とSATA3.0(6Gbps)×1を搭載。底面カバー自体が2.5インチ用マウンタ(9mm/7.5mm対応)になっており、カバーを閉じると搭載ドライブがコネクタに接続される仕様だ。
組み込みを始める前に、まずは底面カバーを外した状態から内部構造を順にチェックしていこう |
SATA3.0(6Gbps)コネクタは電源一体型で、内部フレームにマウント。リボンケーブルで基板上と接続されている |
PCI-Express3.0対応のM.2スロット。フォームファクタはM.2 2242/2280をサポートしている | M.2 SSDとネジを共有し、その真下に位置する場所に実装されているIntelのWi-Fi 6対応モジュール「AX201NG」 |
モバイル向けシステムのため、メモリスロットはSO-DIMM×2を搭載。最大64GB(32GB×2)を実装できる |
内部フレームを外した状態で内部を俯瞰。内部容積が限られることから、高さを抑えるために薄手のリボンケーブルが多用されている |