エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.944
2020.12.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは、最大5,000MHzのオーバークロックメモリをサポートするデュアルチャネル対応のDDR4×4を搭載。最大で128GB(32GB×4)を実装できる。また、コンタクトピンには、腐食に強い15μ金メッキ仕様の「15μゴールドコンタクト」を採用。メモリ電源周りのチョークコイルもコア損失を抑えた高品質部材が使われており、高クロックのメモリを安定して動作させることができる。
片側ラッチ仕様のメモリスロット。CPUソケット側からDDR4_A1/A2/B1/B2の順に並んでおり、2枚実装時はA2/B2の組み合わせが推奨されている |
メモリの電源周りにも高品質なチョークコイル、高耐久な「ニチコン製12Kブラックコンデンサ」が使用されている |
UEFIの設定画面では、DDR4-1866からDDR4-6000までの項目が用意されていた |
ストレージは、PCI-Express4.0(x4)に対応する最大64Gbpsの「Hyper M.2」をデュアル搭載。その両方に専用ヒートシンクの「M.2 Armor」を装備している。いずれもフォームファクタは、M.2 2230/2242/2260/2280をサポート。もう一方のSATA3.0(6Gbps)ポートは8基を実装、基本的に面倒な排他条件なく使用できる点は、さすがハイエンドチップ搭載モデルといったところだ。
M.2スロットはCPUソケット側とマザーボード下部の2箇所に搭載。いずれもPCI-Express4.0に対応、フォームファクタはM.2 2280をサポートする |
専用ヒートシンクの「M.2 Armor」を標準装備。その冷却性能は後ほどチェックていこう |
上下で異なるカラーリングを採用するヒートシンク。裏面にはNVMe SSDのコントローラと接触するサーマルパッドが貼り付けられていた |
SATA3.0(6Gbps)ポートは8基を搭載。基本的にM.2スロットとSATAポート間に排他条件はない |
拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16)×1、PCI-Express4.0(x16/x4動作)×1、PCI-Express4.0(x1)×3構成。スロットのコンタクトピンは15μゴールドコンタクト仕様で、グラフィックスカード用のPCI-Express4.0(x16)スロットには装甲仕様の「Steel Slot Gen4」が採用されている。重量級のハイエンドグラフィックスも安心して搭載可能だ。
拡張スロットは合計5基を搭載。PCI-Express4.0(x1)スロットは、いずれもエッジフリーになっている |
重量級グラフィックスカードを受け止める装甲スロットの「Steel Slot Gen4」。複数のアンカーポイントを追加、従来より強度がアップしている |