エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.945
2020.12.19 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
ウォーターブロックはツインタービンを内蔵するため、全高は100mmとオールインワン水冷ユニットとしてかなり大型。ただし、幅と奥行きは68mmで、CPUソケット周辺との干渉の不安はない。またウォーターチューブは本体両側から出る形になっており、背の高いヒートスプレッダーを採用するメモリでも干渉することはない。
ウォーターブロックの外装にはアルミニウムを採用 |
ウォーターブロックトップは縁取りにダイヤモンドカットを施したミラーパネルを採用。さらにIn Winのロゴがデザインされている |
あまり必要性はないが、ウォーターチューブは、左右180°可動だ | ウォーターブロックの全高は100mm |
CPU受熱ベースは当然、銅製 |
ウォーターチューブはナイロン製スリーブで保護されており、チューブ長は400mm、チューブ径は実測12mm。ウォーターチューブの取り回しは良好で、大型PCケースのトップ、フロント搭載時も問題ないだろう。固定マウンターの取り付け向きを変えることで、ウォーターチューブの位置を変更できるので、幅広いPCケースに対応できそうだ。
ウォーターチューブにはナイロン製スリーブを採用している。保護とともに、見た目もグッドだ |
ラジエター側も、ゴムでしっかりと覆われている | チューブ径は実測で12mm。ほどよい固さで取り回しは良好だ |
ラジエターはアルミニウム製で、「SR36PRO」は120mmファンを3基搭載できる360mmサイズのラジエターを採用している。実サイズは長さが397mmと120mmファン×3基の360mmよりも37mm長くなるが、360mmラジエター対応を謳う多くのPCケースに問題なくマウントできる長さと言えるだろう。
360mmサイズラジエターを採用。実際のサイズは長さ397mm、幅120mm、高さ27mm |
高密度フィンで冷却液の熱を効率良く冷却 | ラジエター側面にはIn Winロゴが入っている |
ラジエターの厚みは、オールインワン水冷ユニットとしては標準的な27mm |
ラジエター幅はファンと同じ120mmで、ファン搭載時も一体感のある外見になっている |
「SR36PRO」をIn Win「216」に搭載したイメージ。長めのウォーターチューブを採用するため取り回しはラクだ |