エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.948
2020.12.29 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
SAPPHIREらしい青の色使いが目を惹く「NITRO+ Radeon RX 6800 XT OC 16G GDDR6 SPECIAL EDITION」のパッケージ。「NITRO+」ロゴの下には、スペシャルモデルであることを示す表記が追加されている |
ここからは、3モデルを代表し、LEDを搭載する特別モデルである「NITRO+ Radeon RX 6800 XT OC 16G GDDR6 SPECIAL EDITION」の外観をチェックしていこう。なお、標準モデル「NITRO+ Radeon RX 6800 XT OC 16G GDDR6」も、ファンのカラーと出力インターフェイス以外は全く同じ構成だ。デザインは前世代の「NITRO+」を踏襲しつつ、LEDエリアを追加し、バックプレートのシルバー部分の面積をぐっと広げるなど、よりキャッチーさを増した感がある。本体サイズは幅134.3mm、奥行き310mm、高さ55.3mmの2.7スロット厚で、ハイパワーなGPUを搭載するカードだけあって奥行きが310mmを超えてくるのが印象的だ。
デザインの基本線は前世代の「Radeon RX 5000」シリーズを踏襲。ブラックとシルバーのカラーが重厚かつ派手すぎないバランスで配置されている |
ほぼ全域を占める金属製バックプレートは、前世代よりシルバーカラーの面積が広くなった。かなり白に近い銀色だが、最近はホワイト系のメインカラーを採用するPCパーツが増えてきているので、そういった製品と組み合わせて使ってみるのも面白い |
映像出力はHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×2に加え、USB Type-C端子を用意。通常モデルではType-Cがなく、そのぶんDisplayPortが1つ増える | 短側面からはヒートシンクが露出している。クーラーサイズは内部の基板よりもやや長めだ |
カードの長側面。基板とヒートシンク、外装の間にはかなりの隙間があることが分かる |
3連ファンのサイズは中央のみ90mmで、両サイドは100mmサイズ。「Intelligent Fan Control」によりアイドル時はファンが停止するセミファンレス仕様。ちなみにSPECIAL EDITIONはファンのカラーがクリアスモークだが、通常モデルはファン部分にLEDがないためブラックカラーとなる |
デュアルBIOSの切り替えスイッチ。Performance Mode、Silent Mode、ソフトウェアによる切り替え(出荷時はPerformance Mode)の3段階で調整可能だ |
補助電源コネクタは通常の8Pin×2端子 |