エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.949
2020.12.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは、実際のゲームを想定したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。まずは⼈気MMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆⿊のヴィランズ」の公式ベンチマークテストの結果を確認しよう。
4K解像度でも最高判定”非常に快適”となる7,000ポイントの2倍近いスコア。WQHD解像度やフルHD解像度ではトリプルスコア以上の結果で、「ファイナルファンタジーXIV」ならどの解像度でも快適なゲームプレイが保証されている。またDefaultとOC Modeを比較するとフルHD解像度では1%未満にとどまるが、WQHD解像度は約2%、4K解像度では約3%で、GPUの負荷が高くなるに連れて効果が大きくなる。
続いて、RPGながら重量級ゲームとして知られる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のスコアをチェックしていこう。
もともとNVIDIA GeForceシリーズに最適化されているベンチマークだが、判定はフルHD解像度で”非常に快適”、WQHD解像度で”とても快適”、4K解像度でも”快適”を獲得し、4K解像度でも十分なパフォーマンスを発揮する。なおDefaultとOC Modeの比較では、いずれの解像度でもその差は1%前後とわずかだった。
次にタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のベンチマーク結果を確認していこう。APIはVulkan、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、総合品質は“最高”を選択。また計測にはゲームに内蔵されているベンチマークテストを使用した。
こちらはAMD Radeonシリーズが得意としていることもあり、フルHD解像度では600fps超え、WQHD解像度でも470fpsを超えるフレームレートを叩き出す。さらに4K解像度でも270fpsに近いスコアで、「Radeon RX 6800 XT Phantom Gaming D 16G OC」を使って「Rainbow Six Siege」をやるなら、超高速リフレッシュレートに対応する液晶ディスプレイを用意したい。