マザーボードに組み込んでみる

最後にAMD Socket AM4マザーボードを用意し、組み込み手順を確認してみよう。ちなみに「DESSERTS3」同様、Intel系は青、AMD系は赤のパーツを使用する。色分けする事で、ユーザーが必要なものを瞬時に判別できるという配慮だ。

マザーボード備え付けのリテンションを取り外す。なおバックプレートは流用	マザーボード表面のソケット周辺に「AM4用スペーサー（赤）」を仮置き

その上に「マウンティングプレート」を載せてネジ穴を合わせておく	「AM4用ネジ（黒）」で「マウンティングプレート」を固定。このタイミングでグリスを塗布しておく

ヒートシンクを載せ、ばねネジで締め付ければ搭載は完了	左右均等にテンションを掛けて行き、グラつきが無い事を確認

「FANクリップ」で冷却ファンを取り付ければ搭載は完了。ネジ留めだけに、しっかりと固定できている事が実感できるだろう

メモリスロットクリアランス

例によって48mmのナロータイプフィン構造を採用する事で、隣接するメモリスロットとの物理的干渉が回避されている。搭載テストにはAntec「KATANA」シリーズを使用。アドレサブルRGBイルミネーション機能を備えた、ヒートスプレッダ付きのメモリで、高さは45.9mm。4本のスロット全てに挿したところで、冷却ファンおよびワイヤークリップに干渉せず、共存ができる事が分かった。