エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.954
2021.01.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
【16MiB(MB/s)】 | 【16MiB(IOPS)】 |
【64MiB(MB/s)】 | 【64MiB(IOPS)】 |
【256MiB(MB/s)】 | 【256MiB(IOPS)】 |
【1GiB(MB/s)】 | 【1GiB(IOPS)】 |
【4GiB(MB/s)】 | 【4GiB(IOPS)】 |
【16GiB(MB/s)】 | 【16GiB(IOPS)】 |
【64GiB(MB/s)】 | 【64GiB(IOPS)】 |
続いて「All 0×00 (0Fill)」のスコアを確認しよう。シーケンシャル読込は「デフォルト (ランダム)」から大きな違いはなく読込は最高563.47MB/sec。一方の書込は最高315.60MB/secと全体的に低下傾向がみられる。
また、ランダムアクセスは読込が最高約53,737 IOPS、書込が最高約44,774 IOPSを計測。データサイズによるブレも確認できず、安定したスコアとなった。
2.5インチのSATA3.0(6Gbps)SSDでは、最安クラスに位置づけられる「KLEVV NEO N610 SSD」だが、シーケンシャルアクセス性能は、読込、書込みともに公称値を越えるスコアを記録。特に安価なSSDでありがちな書込みが遅いという欠点もなく、テストでは最高525.13MB/secを計測するなど、SATA3.0(6Gbps)SSDのハイエンドモデルと遜色ないパフォーマンスを発揮している。
加えて、こちらも安価な製品では省略されることが多い、DRAMキャッシュを内蔵する点は大きなアドバンテージで、「不良率が低い」と多くのSSDを扱っている専門家もお墨付きの鉄板モデルだ。デスクトップ向けならデータ用として。ちょっと古めのノートPCなら、標準搭載する2.5インチHDDと交換すれば、転送速度の向上はもちろん耐衝撃性の強化や軽量化も期待できる。数ある2.5インチSSDの中で選択に迷ったら、是非とも候補に加えたい製品だ。
協力:ESSENCORE(KLEVVブランド)