エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.955
2021.01.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
協力プレイに特化したFPSゲーム「Wolfenstein: Youngblood」のスコアも確認しておこう。こちらも解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、グラフィックスクオリティは最高品質の“マイン・レーベン!”、ベンチマークテストは“ラボ”を選択した。
平均フレームレートはフルHD解像度で400fps、WQHD解像度でも300fpsを超え、このクラスの解像度でゲームをプレイするなら200Hz以上のリフレッシュレートに対応する液晶ディスプレイを用意したい。また4K解像度でも180fpsを上回り、4K/120Hzの液晶ディスプレイのパフォーマンスを十分に引き出すことができる。
次に人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアを確認していこう。解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、グラフィックスクオリティを“最高”、APIはDirectX 12を選択し、レイトレーシング機能を有効にした状態でも計測を実施した。
まずレイトレーシング無効のスコアを確認すると、フルHD解像度で300fps、WQHD解像度でも210fpsを超え、「Wolfenstein: Youngblood」と同様200Hz以上のリフレッシュレートに対応する液晶ディスプレイを使用したい。また4K解像度でも100fps以上を記録しており、4K解像度でも快適にゲームを楽しむことができる。
一方、レイトレーシングを有効にするとフルHD解像度でも50fps未満、WQHD解像度では30fpsを下回ってしまう。Radeon RX 6000シリーズにはDLSSの機能もないため、フォートナイトでは基本的にレイトレーシング機能は無効にした状態でゲームをプレイするのがいいだろう。
ゲーム系ベンチマークのラストは、リアルタイムレイトレーシング機能にいち早く対応した「Battlefield V」のスコアを確認していこう。描画品質は“最高”、解像度はこれまでと同じ1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、DXRは有効。なおフレームレートの計測は、シングルプレイヤーモード「大戦の書」の「最後の虎」で行っている。
フォートナイトに比べるとスコアは大きく向上し、フルHD解像度やWQHD解像度であれば、マルチプレイでも全く問題のないレベル。若干画質を調整すれば120/144Hzクラスの高リフレッシュレート液晶ディスプレイも視野に入ってくる。また4K解像度でもOC Modeなら55fpsを超え、こちらも画質を多少調整すればマルチプレイでもストレスなくゲームが楽しめるだろう。