エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.956
2021.01.26 更新
文:撮影・こまめ
キーボードは日本語配列で、テンキーは非搭載だ。キーピッチは実測19mmで、十分な広さが確保されている。配列は英数字キーについては標準的だが、Enterキー周辺がやや特殊。一部のキーが小さいほか、右端に特殊キーが縦に並んでいる。ゲームに大きな影響はないものの、文章やプログラムなどを書く際に打ちづらく感じることがあるかもしれない。
「¥」キーと「ろ」キーが小さく、また右端に特殊キーが並んでいる | タッチパッドはやや大きめだが、ゲームプレイ中に手のひらが当たっても反応することはない |
キーボードはゲーミングデバイスメーカーとして有名なSteelSeries製で、RGBバックライトに対応している。標準収録ユーティリティで発光パターンを変えられるほか、個々のキーに色を割り当てることも可能だ。豊かに光るキーボードは「GS66 Stealth」で唯一ゲーミングPC風に見える部分と言っていいだろう。
個々のキーに光の色を割り当てられるRGBバックライトを搭載 | 標準収録の「SteelSeries Engine 3」で光の色やパターンを変えられるほか、キーバインドも変更できる |
タイプ感は、ゲーミングノートPCとしては軽い。キーストロークは実測で平均1.16mmで、かなり浅めだ。キーを押した瞬間のクリック感はハッキリとしているものの総合的なタイプ感は軽く、個人的には物足りなさを感じた。ただしストロークが浅いことでスイッチが反応するまでの時間が短縮され、ミリ秒単位でキー反応が改善される可能性はある。
キーストロークが浅く、タイプ感は軽い。タイプ音は非常に静かで、軽いタッチなら音は気にならないだろう。ただし強く叩くとそれなりに響くので注意 |
キーの同時押し認識数は最大14キー程度。組み合わせによっては8キー程度の場合もあるが、ゲームでよく使うWASDキー周りはしっかりと認識された |