エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.956
2021.01.26 更新
文:撮影・こまめ
同じく「3DMark Version 2.16.7117 s64」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
フルHD環境でのベンチマークテストでは、旧世代のミドルハイであるNVIDIA GeForce RTX 2070に比べてスコアがおよそ20%向上している。旧世代のハイエンドであるNVIDIA GeForce RTX 2080にはわずかに及ばないものの、その差は大きくはない。標準のフルHD解像度であれば、重量級のゲームでも快適に楽しめるはずだ。
同じく「3DMark Version 2.16.7117 s64」から、レイトレーシング性能を計測する「Port Royal」の結果だ。
他のテストと同様、やはり前世代のハイエンドGPUに迫るスコアが出ている。ミドルハイGPUとしては優秀な結果だ。テスト時のフレームレートは平均25 FPS前後であったもののこのテストは非常に負荷が高いので、実際のゲームでは比較的軽快に動作するものも多いだろう。
「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークソフトでは、解像度を1,920×1,080ドットに設定してテストを行なった。
やや重い処理でそこそこのグラフィックス性能が求められる中量級タイトルだが、最高画質でも快適に遊べる目安の平均60FPSを大きく上回っている。これだけのフレームレートが出ているなら、負荷の高い混戦のシーンでもなめらかな動きでプレイを楽しめるに違いない。