エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.958
2021.01.31 更新
文:撮影・こまめ
「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークソフトでは、解像度を1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットに設定してテストを行なった。Microsoft Azure AIは無効の状態だ。
フルHDでは最高画質で平均122.4FPSと十分すぎる結果だ。4Kでは画質をやや上げても、快適に遊べる目安の60FPSをクリアできる。ただしレイド戦などの負荷の高いシーンでフレームレートが低下する可能性があることを考慮すれば、標準画質を選んだほうがいいかもしれない。このタイトルはやや処理の重い中量級クラスなので、ほかの同クラスタイトルでも画質を調整すれば4Kでも楽しめるだろう。
「フォートナイト」では解像度を1,920×1,080ドットに設定し、画質プリセットを変更しながら1分間のフレームレートを「NVIDIA FrameView」で計測した。レンダリングモードは「DirectX 12(ベータ)」で、ゲームモードは「パーティロイヤル」だ。
レイトレーシング無効の最高画質なら、平均106.2FPSと十分なパフォーマンスだ。ただし「AERO 15 OLED」に搭載の4Kディスプレイはリフレッシュレートが60Hzなので、なめらかな動きでプレイするなら高リフレッシュレート対応の外付けディスプレイの利用をおすすめする。DLSSを有効にすれば平均130FPSなので、多少の画質設定で144Hzを実現できるだろう。ちなみに最小FPSが極端に低いのは計測に使った「NVIDIA FrameView」がフレームレートを低く拾ってしまうためで、実際にはカクつきは感じられない。
レイトレーシングを有効にすると多少のカクつきが感じられるが、DLSSを有効化すれば動きは比較的なめらかだ。ただしバトルロイヤル形式の対戦プレイであれば、フレームレート低下の原因となるレイトレーシングは無効にしておいたほうがいいかもしれない。