エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.965
2021.02.21 更新
文:撮影・こまめ
キーボードはテンキー付きで、RGBバックライト対応だ。配列は標準的な日本語配列だが、Enterキー/カーソルキー周辺にややクセがある。ゲームには大きな影響はないものの、文章やプログラムを書く際にわずかな違和感があるかもしれない。
Enterキーとカーソルキー周辺の配列。一部のキーが隣接しているほか、右Shift/Ctrlキーの位置がわずかにズレている | タッチパッドは幅10.97mm、奥行き65.7mm。それほど大きくはなく、マウス代わりに使う際にはちょうどいい大きさだ |
キーボードはゲーミングデバイスメーカーとして有名なSteelSeries製で、RGBバックライトに対応している。標準収録ユーティリティ「SteelSeries Engine 3」で発光パターンを変えられるほか、個々のキーに色を割り当て、キーバインド/キーマクロの設定も可能だ。
個々のキーに光の色を割り当てられるRGBバックライトを搭載 |
標準収録の「SteelSeries Engine 3」発光パターンを変更可能 | キーバインドやキーマクロの設定も行なえる |
キーピッチは実測18.6mmで、キーストロークは実測で平均1.67mm。入力時にカクッとしたクリック感があり、しっかりとした手応えを感じられる。ただしこの点については一般的なノートPCと比べればという前提で、ゲーミングノートPCとしては若干物足りない印象だ。またスイッチに微妙な軸のブレも感じる。しかしタイプ音は静かで、軽いタッチで入力しても「タクタク」といった控えめな音しか聞こえない。キーボードについてはおそらくクリック感よりも静音性を重視しているのだろう。
キーストロークは平均1.67mm。一般的なノートPCよりもストロークが多少深いが、総合的なタイプ感は軽い |
キーの同時押し認識数は最大12キー程度。概ね8~10キー前後だが、組み合わせによっては4キー程度の場合もあった |