エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.967
2021.02.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」の基板は、独自の「Ultra Durable」認定に準拠した高品質仕様。低発熱のMOSFETや長寿命コンデンサ、高効率なチョークコイルなど厳選されたコンポーネントで構成されている。合計8フェーズ構成の強靭な電源回路を搭載するほか、基板自体も2倍の銅箔層で放熱性を高めた「2オンス銅箔層PCB」を採用。高負荷時においても安定した動作が可能だ。
先端がパススルー冷却構造になっていることもあり、基板自体の全長は短め。その分実装密度は高い |
Ampereアーキテクチャを採用する「GeForce RTX 3060」。GPUコアはトランジスタ数120億の「GA106」が採用され、3,584基のCUDAコアと第2世代RTコア、第3世代Tensorコアを組み合わせている |
メモリチップは、最大16Gbpsに対応するSamsung製のGDDR6「K4ZAF325BM-HC16」を採用。1枚あたりの容量は2GBで、GPUコアを囲むように6枚が実装されている |
標準でオーバークロックが施された「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」の高負荷動作を支える、合計8フェーズ構成の電源回路 |
電源モジュールやコンデンサををはじめ、基板上のコンポーネントには「Ultra Durable」準拠の高品質部材が採用されている | メモリチップのすぐ隣に実装されていた、UPI製のメモリ用電源コントローラ「uS5650Q」 |
冷却ファン用には4pinコネクタを用意。近くにはLED制御用のマイコンHOLTEK「HT32F52342」が実装されていた |
補助電源コネクタは、リファレンス準拠の8pin×1を備える |
コントローラや各種コンポーネントがびっしり実装された基板裏。普段はバックプレートで覆われており、中心には背の低いタンタルコンデンサが実装されていた |