エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.970
2021.03.04 更新
文:/撮影・pepe
32型ということもあり、いざデスクに設置するとその大きさに圧倒される。実際の使用環境や個人差もあるが、スタンド部分の奥行きが235mmあるため、デスクの奥行きは600mm以上確保したいところだ。フレームは非常に薄く、マルチディスプレイの環境でも繋ぎ目が気になりにくい。ただ、フレーム自体は反射防止処理がされていないため、エッジ部分で反射が気になる。また正面下部「MSI」ロゴがメッキ処理されているため、こちらも反射が気になってしまう点が残念だ。
シンプルなデザインで景観を損ねることは無いが、幅727.1mm、奥行き235mm、高さ551.5mmのサイズは場所を選ぶかもしれない |
重量級の液晶を支える堅牢設計のアームとスタンド |
アームとスタンドには剛性を高めるためスチール素材がふんだんに使用され、見た目以上に重い印象だ。モニターアーム等での運用を検討している場合は、耐荷重10kg以上に対応するものを選ぶほうが安全だろう。
狭額縁仕様、フレーム部分はダイヤモンドカットのような処理がされており、角度によっては反射が気になる |
上部と左右は狭額縁仕様となっており、フレーム部分と非表示エリアを合わせて約9.3mm、電源スイッチがある下部は約24mmだった。
OSDの操作はジョイスティックタイプの「Naviキー」で操作する |
フレーム下部向かって右側に電源スイッチ、左側はデスクトップOSDを呼び出す専用ショートカットキーを備える |
アームの角度調整は、画面の前後角度を調整するチルト、エレベーターによる上下高さ調整、アームとスタンドの勘合部分を軸に回転するスイベルに対応している。
前後画面角度を調整する、-5°~+20°のチルト |
上下の高さ調整は最大100mm |
アームを軸にして、左右共に35°回転するスイベル |