エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.973
2021.03.10 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
続いては、世界初搭載というOLEDパネルを内蔵した「ゲーミングノブ」を試していこう。このノブはクリックとダイヤル操作で、CPUとGPUの動作クロックや温度などといったシステム情報の表示から、MSIおなじみのシステムパフォーマンス機能の切り替え、マルチメディア操作、ゲームやアプリの一発起動などを直感的に行えるギミックだ。
OLEDパネルには、オリジナルのアニメGIFを登録、表示することもできる。デフォルトでは、MSIの「ラッキーくん」が踊ってくれる |
「ゲーミングノブ」は、MSIおなじみの総合ユーティリティー「Dragon Center」に追加される「Gaming Gear」からカスタマイズ可能で、5つの機能を設定することができる。割り当てられる機能はLEDイルミネーションの「Mystic Light Sync」、ゲームやアプリを登録できる「Shortcut」、システム情報や天気(GPS機能の有効化)を表示する「Monitor」、サウンドユーティリティーNahimicを設定する「Nahimec」、PCパフォーマンスの動作モード設定できる「User Scenario」など、9つから選択可能だ。
システムやLEDイルミネーションなどの設定が行えるMSIの総合ユーティリティー「Dragon Center」を起動 | 「ゲーミングノブ」の動作に関する設定は、すべて「Gaming Gear」で行う |
9つの機能がゲーミングノブから呼び出せる。スタンバイ状態のアニメションのアップロードも行える |
LEDの発光パターンや、ショットカットで呼び出すアプリ、表示するシステム情報など、各種設定を行える |
ノブのクリックと左右へのダイヤルで、さまざまな操作ができる |
「Monitor」の表示は、一定間隔で切り替わるようになっている |
「Shortcut」。登録したゲームなどのアイコンが表示される |
ゲーミング向けのサウンド効果など、「Nahimec」のプリセットを簡単に呼び出せる |
「Aegis Ti5 10TE-018JP」は、独創的なデザインだけでなく、ブラックアクリルパネルのフロントや、スタンドの円形部などにLEDイルミネーション機能を備え、「Dragon Center」の「Mystic Light」から、自由にLEDのカラーとパターンをカスタマイズ可能だ。
デフォルトの発光パターンもカッコいいが、「Mystic Light」から好みに合わせてカスタマイズでき、3つのプロファイルも作れる |
デフォルトではブルーをベースに発光する |
筐体トップはスモークタイプのアクリルパネルを採用。デフォルトのブルーカラーで、グラフィックスカードを優しく彩っている | フロントやサイドパネルなど、5箇所を個別に設定することができる |