エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.973
2021.03.10 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
続いて、APIにDirectX 11を採用する「Fire Strike」を実行していこう。テストプリセットは解像度1,920×1,080ドットの「Fire Strike」、2,560×1,440ドッドの「Fire Strike Extreme」、3,840×2,160ドットの「Fire Strike Ultra」で計測を行っている。
「フォートナイト」など人気ゲームタイトルの多くで使われているDirectX 11 API。いずれの解像度も優秀なスコア、フレームレートになっており、高リフレッシュレートのゲーミング液晶ディスプレイでのプレイも狙えるだろう。
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークとゲームタイトルを使って、ゲーミング性能を確認していこう。まずは国内MMORPGの金字塔「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマーク「ファイナルファンタジーXI:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を実行していこう。テストは描画品質”最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンで計測を行っている。
4K解像度でも余裕で「非常に快適」指標を獲得しており、平均フレームレートも96.51fpsと、エフェクトが飛び交う大規模レイド戦も余裕。今秋には、最新拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の発売も決定し、まだまだ楽しめる「ファイナルファンタジーXIV」を高解像度、最高品質でプレイ可能だ。
ゲームタイトルを使ったパフォーマンスチェックの1本目は、人気バトルロイヤルFPSゲームの「フォートナイト」だ。描画品質は”最高”を選択し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットで実行している。計測にはリプレイデータを使用し、120秒間のフレームレートを「CapFrameX」を使って記録。平均(avg)と最小1%(パーセンタイル点)(min1%)をまとめている。
ゲーミング液晶ディスプレイの主流となっているフルHD解像度では、144Hzを超えるリフレッシュレートでプレイできるフレームレートを発揮。描画品質次第では、200Hzクラスの超高速駆動でのプレイも可能だろう。高精細な描画を楽しめる2K、4K解像度のプレイも余裕で、4Kでも最小1%(パーセンタイル点)は81.6fpsを記録している。