エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.974
2021.03.12 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは、Ryzen Threadripper PRO 3975WXを実際にPCに組み込み、各種ベンチマークテストを実施してそのパフォーマンスを検証していこう。検証用のマザーボードはSuperO「M12SWA-TF」(株式会社アスクより4月発売予定)で、メモリには容量32GBのDDR4-3200 ECC RDIMMメモリMicron「MTA18ASF4G72PDZ-3G2E1」を8枚搭載。またグラフィックスカードにはAMD Radeon RX 6800 XTを採用するASRock「Radeon RX 6800 XT Taichi X 16G OC」を使用した。なお比較対象として、メインストリーム向け最上位となるRyzen 9 5950Xをベースにしたシステムも用意している。
「タスク マネージャー」を確認したところ。物理コア数は32基だが、SMT機能により64基の論理コアを認識 |
「CPU-Z 1.95」の結果。「Code Name」や「Package」の表示はRyzen Threadripper 3000シリーズと同じだった | チップセットはAMD WRX80で、バスインターフェイスはPCI-Express4.0に対応 |
メモリには容量32GBのDDR4-3200 ECC RDIMMメモリMicron「MTA18ASF4G72PDZ-3G2E1」を使用。認識に問題はなく、クロックも3,200MHzで動作した |
メモリはコンシューマ向けでは初めて8チャネルに対応 | グラフィックスカードはしっかりとPCI-Express4.0で接続されている |
CINEBENCH系のマルチコアテストでは全コア3.80GHz前後で推移 | CINEBENCH系のシングルコアテストでは4.350GHzまでクロックが上昇 |