エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.978
2021.03.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは「第11世代Intel Coreプロセッサ」の最上位モデルCore i9-11900Kのパフォーマンスをチェックしていこう。マザーボードはIntel Z590チップセットを採用するハイエンドモデルMSI「MEG Z590 ACE」で、グラフィックスカードはNVIDIA GeForce RTX 3080を搭載するMSI「GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G」を使用。CPUクーラーは360mmの大型ラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットMSI「MPG CORELIQUID K360」を使い、「Adaptive Boost Technology」を有効にした状態でも計測を行った。また今回は比較対象として、第10世代Intel Coreプロセッサの最上位モデルCore i9-10900Kと、AMD Ryzen 5000シリーズの8コア/16スレッドモデルRyzen 7 5800Xを用意した。
「タスク マネージャー」の結果。OS上からは16個の論理プロセッサを認識 |
「CPU-Z 1.95.0」の結果。開発コードネームはRocket Lakeで、メモリはDDR4-3200に対応 |
マルチスレッド動作時は全コア4.80GHzで動作 | シングルスレッド動作時は5.30GHzまでクロックが上昇 |
CPUだけでなく、マザーボードの電源回路にも強烈な負荷がかかる「Adaptive Boost Technology」。標準では無効化されているため、利用する場合は、UEFI上から有効化する必要がある |
マルチスレッド動作時は全コア5.10GHzまでクロックが上昇 | シングルスレッド動作時の最高クロックは5.30GHzで変わらず |
第10世代Intel Coreプロセッサの最上位モデルCore i9-10900K。こちらは2コア多く10コア/20スレッド |
今回は同じ8コア/16スレッドのRyzen 7 5800Xでも同時に検証を行っている |